実況するゲームの選び方|先に見るのは伸びるかではない
結論
ゲーム選びで最初に見るのは「伸びそうか」ではありません。YouTube公式は、ビデオゲームのコンテンツで収益を受け取れるかどうかはパブリッシャーのライセンスで許可される商用利用の権利によるとしています。さらに、長時間ゲームをしている様子だけを収めた動画は収益化の対象として認められず、攻略方法や操作説明など有意義なものに限り収益を受け取れる場合があるとされています。まず条件を満たせるかを確認し、そのうえで需要を調べてください。
- 出典
- 4件
- うち公式 4 件
- 表・図解
- 7個
- 独自に作成
- 数値の記述
- 9箇所
- 単位つきで明記
- 関連記事へのリンク
- 8本
- サイト内
目次
結論:確認の順番が逆になっている
多くの人は「どのゲームが伸びるか」から入ります。順番が逆です。
1と2を満たせないタイトルは、どれだけ需要があっても選べません。 逆に、1と2さえ満たしていれば、需要は自分で調べられます。
プレイ映像だけでは収益化の対象にならない
ここが最も見落とされている条件です。YouTube公式の記載です。
長時間にわたってビデオゲームをしている様子やソフトウェアを使用している様子だけを収めた動画は、収益化の対象として認められません。
そして、認められる方向も示されています。
攻略方法や操作説明など有意義なものに限り、ビデオゲームのコンテンツから収益を受け取れる場合があります。
「撮って出し」は条件から外れる
ゲームを起動して録画し、そのまま上げる形は「している様子だけを収めた動画」に当たります。実況の声を乗せる、攻略の判断を説明する、編集で構成を作るといった付加が前提になっています。ゲーム選び以前に、動画の作り方の問題です。
この条件は、ゲームのジャンル選びにも効きます。 攻略や操作説明を成立させやすいゲームと、そうでないゲームがあります。
ジャンルごとにどの制約が効いてくるかはジャンル別の実況適性で整理しています。ジャンルを選んだ時点で、ネタバレ表記や配信可能区間といった条件が決まります。
| 動画の作り | 収益化の条件との関係 |
|---|---|
| プレイ映像のみ、無言 | 対象外 |
| 攻略方法の解説を伴う | 有意義なものとして扱われうる |
| 操作説明を伴う | 同上 |
| ソフトウェアのUIを映す | 契約またはライセンス料の支払いがある場合のみ |
ソフトウェアについての記載も明確です。
ソフトウェアのユーザー インターフェースを表示している動画については、その配信者と契約を結んでいるか、ライセンス料を支払っている場合のみ、収益化の対象とすることができます。
収益化の可否はパブリッシャーが決めている
YouTube公式は、判断の根拠がどこにあるかを明示しています。
ビデオゲームに関するコンテンツで収益を受け取れるかどうかは、ビデオゲームの配信者のライセンスで許可される商用利用の権利によります。
ビデオゲームの配信者によっては、ビデオゲーム コンテンツのすべての商用利用を許可し、ライセンス契約にその旨を記載しています。
つまり「YouTubeが認めるか」ではなく「メーカーが認めているか」です。 会社ごとの判定はゲーム実況ガイドライン一覧にまとめており、ゲーム実況許諾チェッカーで個人の投稿・広告収益・投げ銭・メンバー限定公開の可否を検索できます。
権利がどう働いているかの基礎はゲーム実況と著作権で扱っています。
ゲームページの有無から需要が読める
YouTubeは、タイトルごとに自動生成のゲームページを作ります。
| 項目 | 公式の記載 |
|---|---|
| 生成の条件 | YouTube上でそのゲームの存在感が高まると作成される |
| 内容 | 人気の動画やライブ配信などのコンテンツがYouTube全体から集められる |
| 導線 | 同じパブリッシャーや同じ開発元の他のゲームへもたどれる |
| 表示場所 | ゲーム動画の視聴中、動画の説明の下に表示される |
このページの有無自体が、そのタイトルの扱われ方を示します。 公式は自動生成されないケースを3つ挙げています。
ゲームページが無いとき、何を意味するか
← 自分で動かせる動かせない →
同じ「ページが無い」でも意味が3通りあります。 これを区別せずに「競合が少ない=狙い目」と読むと外します。
調べる手順
特定のタイトルを挙げる代わりに、手順を示します。この手順は半年後も使えます。
CTRの見方には注意が必要です。公式は、動画のインプレッション数が多くなるとクリック率が低くなるのは自然だとしており、全チャンネル・全動画の半数が2〜10%の範囲に収まるとも示しています。人気タイトルのCTRが低く見えるのは、母数が大きいからです(CTRが下がっても正常なとき)。
面ごとにロジックが違う点はYouTubeのアルゴリズムで扱っています。
「そのゲームで積み上がるか」を量で見る
ゲームを選ぶということは、そのタイトルで収益化ラインまで積み上げられるかを選ぶことでもあります。YouTubeパートナープログラムの条件は公開されています。
- 必要な
チャンネル登録者数 - 1,000人
- 長尺ルート
直近12か月の総再生時間 - 4,000時間
- ショートルート
直近90日の視聴回数 - 1,000万回
- ガイドラインDBの
収録メーカー - 9社
同じ本数を出しても、タイトルによって積み上がる速度は変わります。 1本あたりの視聴時間が長いゲームと短いゲームでは、4,000時間に到達する本数が変わるためです。長尺ルートとショートルートのどちらを狙うかで、選ぶべきゲームの性質も変わります。
条件の詳細と達成ルートはYouTube収益化の条件にまとめています。
なぜタイトル名を挙げないのか
このサイトでは「いま狙い目のゲーム」を名指ししません。理由は、書いた時点から古くなるからです。
| 情報の種類 | 陳腐化の速さ |
|---|---|
| 「いま伸びているゲーム」 | 数週間〜数か月 |
| ゲームページの生成条件 | 変わりにくい |
| 収益化がパブリッシャーのライセンス次第であること | 変わりにくい |
| プレイ映像だけでは対象外という条件 | 変わりにくい |
機材カテゴリで型番と価格を扱わないのと同じ判断です。陳腐化しない側だけを書きます。
ゲームを決める前に確認する8項目
- メーカーのガイドラインで個人の投稿が認められている
- 広告収益・投げ銭の可否を確認した
- 発売日前の投稿や特定シーンの制限を確認した
- プレイ映像だけで終わらない構成にできる(攻略・操作説明・実況)
- ゲーム以外のソフトウェアUIを映す予定がないか確認した
- ゲームページが自動生成されているかを確認した
- 無い場合、3つの理由のどれに当たるかを推定した
- 既存動画の本数と視聴回数の関係を見た
収益化の参加条件そのものはYouTube収益化の条件にまとめています。
よくある失敗
「伸びそうか」から調べ始める
収益化できない、あるいはガイドラインで認められていないタイトルなら、そこで終わりです。
プレイ映像をそのまま上げる
公式が「収益化の対象として認められません」と明記している形です。
ゲームページが無い=穴場だと判断する
理由は3つあり、うち1つは自分では動かせません。
メーカーのガイドラインを読まずに始める
収益化の可否を決めているのはYouTubeではなくパブリッシャーです。
ゲーム以外のアプリ画面を軽く扱う
ソフトウェアUIは契約かライセンス料の支払いがある場合のみ収益化できます。
まとめ
- 確認の順番は動画の作り → ライセンス → 需要。「伸びるか」は最後
- 長時間プレイしている様子だけの動画は収益化の対象として認められない
- 認められるのは攻略方法や操作説明など有意義なもの
- ソフトウェアUIは契約またはライセンス料の支払いがある場合のみ
- 収益化の可否はパブリッシャーのライセンスが決めている
- ゲームページはYouTubeが自動生成し、動画の説明の下に表示される
- 生成されない理由は動画の数が少ない / 視聴回数が少ない / 品質基準を満たしていないの3つ
- 同じ「ページが無い」でも意味が3通りある
- このサイトはタイトル名を挙げない。陳腐化しない側だけを書く
よくある質問
プレイ動画を上げれば収益化できますか?
どのゲームなら収益化できますか?
ゲームページとは何ですか?
ゲームページが無いゲームは避けるべきですか?
ソフトウェアの画面を映す実況はどう扱われますか?
どのゲームが伸びているか教えてもらえますか?
出典
本文中の数値・仕様は以下の一次情報を確認して記載しています。
- 公式 ビデオゲームやソフトウェアに関連したコンテンツ - YouTube ヘルプ (Google) 2026年8月13日確認
- 公式 YouTube でゲーム コンテンツを視聴する - YouTube ヘルプ (Google) 2026年8月13日確認
- 公式 YouTube パートナー プログラムの概要と利用資格 - YouTube ヘルプ (Google) 2026年8月13日確認
- 公式 インプレッションとクリック率に関するよくある質問 - YouTube ヘルプ (Google) 2026年8月13日確認