長尺からショートを作る|3分まで作れるのに切り出せるのは60秒まで
結論
ショートの上限は「3分」ひとつではありません。ショート作成ツールで作る場合は最大3分ですが、すでにアップロードした長尺動画から切り出す場合は60秒以内です。しかも動画から作成したショートでは、オーディオライブラリの音楽や音声を使用できません。素材にできるのは公開済みの動画だけで、非公開・限定公開・第三者が著作権の申し立てを行っている動画は使えません。アップロードできるショートの最大解像度は1080pです。どの経路で作るかによって、使える尺も音も変わります。
- 出典
- 4件
- うち公式 4 件
- 表・図解
- 5個
- 独自に作成
- 数値の記述
- 41箇所
- 単位つきで明記
- 関連記事へのリンク
- 5本
- サイト内
目次
結論:どの経路で作るかで上限が変わる
「ショートは3分まで」は正しいのですが、それはすべての作り方に当てはまるわけではありません。
- ショート作成ツール
- 3分まで
- 長尺からの切り出し
- 60秒以内
- 最大解像度
- 1080p
「3分の切り抜き」は作れない
公式の表現は、ショート作成ツールが「最大 3 分までの動画を簡単に作成できます」、長尺からの切り出しが「動画の中から 60 秒以内の部分を選択」です。長い見どころをそのまま切り抜きたい場合、この機能では足りません。 編集ソフトで縦向きに書き出してから通常アップロードする経路を選ぶことになります。
ショートの収益がどう決まるか(音楽を入れると取り分が下がる構造)はショート動画の使い方で扱っています。ここでは作る手順と、その手順に付いてくる制約に絞ります。
長尺から切り出すときの3つの制約
| 制約 | 内容 |
|---|---|
| 尺 | 60秒以内。3分は使えない |
| 音楽 | オーディオライブラリの音楽・音声を使用できない |
| 素材 | 非公開・限定公開・第三者の著作権の申し立てがある動画は使えない |
2番目が最も見落とされます。 公式の記載はこうです。
動画から作成したショート動画で、オーディオ ライブラリの音楽や音声を使用することはできません
つまり「無音の見どころを切り出して、後からBGMを乗せる」ができません。 音を足したいなら、元の長尺動画を編集する段階で入れておく必要があります。オーディオライブラリの扱いは効果音とBGMの入れ方にまとめました。
3番目も実況では現実的な問題です。ゲーム内の楽曲で申し立てを受けている動画は、切り抜きの素材として使えなくなります。 申し立てを受けた動画の扱いはカット編集の判断基準を参照してください。
60秒の使い方は2通りある
60秒すべてを元動画から取る必要はありません。
元動画から選ぶ
最大60秒。見どころだけを選択します。
足りない分を撮り足す
45秒を選んだなら残り15秒を録画して追加できます。
合計60秒で完成
導入や補足を自分の声で足せます。切り抜きだけで終わらせない構成が作れます。
公式の記載は「合計で 60 秒に達するまで動画セグメントを録画して追加できます」です。元動画の見どころ+自分の導入、という構成をこの機能だけで組めます。
作成したショートは元の動画にリンクされます。 公式は「動画から作成したショート動画は元の動画にリンクされるので、新しい視聴者にコンテンツを見つけてもらえるチャンスが増えます」としています。長尺への導線を作る用途では、この経路のほうが有利です。
リミックスは型ごとに秒数が違う
他人のコンテンツを使う「リミックス」には型があり、使える長さがそれぞれ決まっています。
| 型 | 使えるもの | 上限 |
|---|---|---|
| サウンド | 動画の音声をサンプリング | 最大90秒(契約上30秒に制限される場合あり) |
| 切り抜き | 音声と動画の両方 | 1〜5秒 |
| グリーンスクリーン | 映像のみ、または音声と動画 | 記載なし |
| コラボ | 並べて表示 | 記載なし |
90秒と30秒の差は自分では選べない
公式の記載は「YouTube とパートナーの契約上、一部の動画では、ショート動画の音声として使用可能な秒数が 30 秒に制限される場合があります」です。どちらになるかは権利者との契約で決まっており、投稿者側の設定では変えられません。 90秒前提で構成を組むと、素材によっては作り直しになります。
使った場合のクレジットは自動で付きます。音声を使ったときはサウンドライブラリのページにクレジット表示、動画を使ったときはショートプレーヤーにリンク付きでクレジット表示されます。
リミックスされる側の設定
自分のコンテンツが素材にされる側の話です。公式が挙げているリミックスできない条件は3つです。
非公開動画か
非公開ならリミックスの対象外です。
第三者の申し立てがあるか
ショート動画での利用を許可していない第三者著作権者による申し立てがある動画は使えません。第三者からの申し立てがあるショートではビジュアルリミックス機能も利用できません。
自分で制限を設定したか
クリエイターが制限設定した動画はリミックスできません。切り取られ方を制御したいなら、ここで止めます。
許可した場合に得られるもの
リミックス側にクレジットとリンクが付きます。露出は増えますが、文脈は選べません。
ゲーム実況の場合、リミックスを許可するかどうかはメーカーのガイドラインとも関係します。 二次利用の範囲はゲーム実況ガイドラインで各社の記載を確認してください。
作る前のチェック
ショートを作る前に確認する8項目
- 使いたい尺が60秒以内に収まっている(超えるなら別の経路で作る)
- 元動画が公開状態になっている(非公開・限定公開は素材にできない)
- 元動画が第三者の著作権の申し立てを受けていない
- BGMや効果音を元動画の編集段階で入れ終えている
- 縦向きの構図で見どころが切れていない
- 解像度が1080p以内である
- 60秒に満たない場合、追加で撮る導入を用意した
- リミックスの可否を意図して設定した
サムネイル側の仕様も別枠です。ショートおよびショート広告のサムネイルは9:16(2160×3840ピクセル)が指定されています。詳細はサムネイルの仕様と作り方にまとめています。
よくある失敗
3分の切り抜きを作ろうとする
長尺からの切り出しは60秒以内です。3分はショート作成ツール側の上限です。
切り出してからBGMを乗せる前提で作る
動画から作成したショートではオーディオライブラリの音楽・音声を使用できません。元動画の編集段階で入れます。
限定公開のまま切り抜こうとする
非公開・限定公開の動画は素材にできません。公開済みであることが条件です。
サウンドを90秒前提で構成する
契約により30秒に制限される場合があります。素材によって変わり、自分では選べません。
申し立てのある動画を素材にしようとする
第三者の著作権の申し立てがある動画は、切り出しにもリミックスにも使えません。
まとめ
- ショート作成ツールは最大3分、長尺からの切り出しは60秒以内
- 60秒未満を選んだ場合、合計60秒まで撮り足せる(45秒+15秒など)
- 作成したショートは元の動画にリンクされる
- 動画から作成したショートではオーディオライブラリの音楽・音声を使えない
- 素材にできるのは公開済みの動画のみ。非公開・限定公開・第三者の申し立てがある動画は不可
- アップロードできるショートの最大解像度は1080p
- リミックスのサウンドは最大90秒。契約により30秒に制限される場合がある
- 切り抜きは1〜5秒
- クレジットは自動。音声はサウンドライブラリのページ、動画はショートプレーヤーにリンク付き
- 第三者の申し立てがあるショートではビジュアルリミックスを利用できない
よくある質問
ショートは何秒まで作れますか?
60秒に満たない部分を選んだ場合はどうなりますか?
長尺から作ったショートに音楽を付けられますか?
どんな動画でもショートに切り出せますか?
他人の動画をリミックスするとき何秒まで使えますか?
自分のショートを他人にリミックスされたくない場合は?
出典
本文中の数値・仕様は以下の一次情報を確認して記載しています。
- 公式 動画から YouTube ショート動画を作成する - YouTube ヘルプ (Google) 2026年8月13日確認
- 公式 YouTube ショートの作成を始める - YouTube ヘルプ (Google) 2026年8月13日確認
- 公式 リミックス コンテンツを使用した YouTube ショートの作成 - YouTube ヘルプ (Google) 2026年8月13日確認
- 公式 ショート動画をリミックスできるようにする - YouTube ヘルプ (Google) 2026年8月13日確認