SNS連携の設計|外部リンクの導線は収益化前だとほぼ使えない
結論
YouTubeから外部へ出せる導線は、種類も数も公式に決まっています。チャンネルに追加できるリンクは最大14個で、そのうち目立つ位置に出るのは最初の1つだけです。情報カードは1本の動画に最大5枚、終了画面は最大4要素で、動画の長さが25秒以上必要です。そして重要なのは、情報カードと終了画面の外部ウェブサイトへのリンクが、どちらもYouTubeパートナープログラムに参加しているチャンネルに限られる点です。収益化前に使える外部導線は、チャンネルのリンクと説明欄しかありません。
- 出典
- 3件
- うち公式 3 件
- 表・図解
- 5個
- 独自に作成
- 数値の記述
- 24箇所
- 単位つきで明記
- 関連記事へのリンク
- 5本
- サイト内
目次
結論:外部への導線は4つしかない
SNS連携の話は「どのSNSをやるか」から始まりがちですが、先に確認すべきなのは「YouTube側が外部へのリンクを何個許しているか」です。
- チャンネルのリンク
- 14個まで
- 情報カード
- 5枚まで
- 終了画面
- 4要素まで
- 終了画面の必要な長さ
- 25秒以上
収益化前は、このうち2つが使えない
情報カードの外部リンクは「YouTube パートナー プログラムに参加している場合」、終了画面の外部リンクは「YouTube パートナー プログラムに参加しているクリエイター」が条件です。収益化前に外部へ出せるのは、チャンネルのリンクと説明欄だけです。 「動画の最後にSNSへ誘導する」という定番の手は、参加資格を満たすまで使えません。
参加条件そのものは収益化の条件にまとめています。
チャンネルのリンクは順番が全て
最大14個という数字より重要なのは、14個が同じ扱いではないという点です。
公式の記載は、最初のリンクが「プロフィール セクションのチャンネル登録ボタンの近くに目立つように表示」され、残りは視聴者がクリックしたときに表示される、というものです。
つまり実質的な枠は1つです。 14個貼れることを理由に全SNSを並べても、見えているのは先頭だけになります。先頭に置くべきは、そこから先に導線が続く場所です。SNSアカウントを分散させているなら、まとめページを先頭にする判断もあります。
チャンネル名とハンドルは14日間に2回までしか変更できません。外部サービスと名前を揃える場合、頻繁な変更を前提にした運用は組めません。初期設定の全体像はチャンネルの初期設定にまとめています。
動画内の導線は条件が多い
情報カードと終了画面は、置けるかどうかの条件が細かく決まっています。
| 項目 | 情報カード | 終了画面 |
|---|---|---|
| 最大数 | 5枚 / 1動画 | 4要素(16:9。他の比率では少なくなる可能性) |
| 置ける位置 | 動画の任意の位置 | 最後の5〜20秒 |
| 動画の長さ条件 | なし | 25秒以上 |
| 種類 | 動画 / 再生リスト / チャンネル / リンク | 動画 / 再生リスト / チャンネル登録 / チャンネル / リンク / 商品タグ |
| 外部リンクの条件 | YPP参加 | YPP参加 |
| 子ども向け動画 | 使用不可 | 使用不可 |
| 作成できる環境 | パソコンのみ | — |
| 表示されない環境 | — | YouTube Musicアプリ / Flash動画 / モバイルウェブ / 360°動画 |
終了画面はモバイルウェブで表示されない
公式が挙げている非対応環境にモバイルウェブが含まれています。スマートフォンのブラウザでYouTubeを見ている視聴者には終了画面が出ません。終了画面だけに導線を集中させると、一定の割合の視聴者には何も見えていないことになります。 説明欄との併用が前提です。
説明欄側の設計は説明欄とハッシュタグを参照してください。
「子ども向け」設定は導線を消す
ゲーム実況では見落とされやすい落とし穴です。対象視聴者を「子ども向け」に設定すると、外部への導線がほぼ全部消えます。
| 機能 | 子ども向け設定時 |
|---|---|
| 情報カード | 使用不可 |
| 終了画面 | 使用不可 |
| コミュニティの投稿タブ | クリエイターにのみ表示。視聴者には表示されない |
| チャンネルのリンク | 使用可 |
残るのはチャンネルのリンクと説明欄だけになります。 子ども向けに人気のあるタイトルを扱う場合、この設定が導線設計に直結します。コミュニティ投稿の仕様はコミュニティ投稿の使い方にまとめました。
置く順番を決める手順
YPPに参加しているか確認する
未参加なら動画内から外部へは出せません。チャンネルのリンクと説明欄で設計します。
対象視聴者の設定を確認する
子ども向けに設定していると情報カードと終了画面が両方とも使えません。
チャンネルのリンクの先頭を決める
目立つ位置に出るのは1番目だけ。全部並べるのではなく、最も導線が続く1つを選びます。
動画内は「YouTube内」を優先する
情報カード5枚・終了画面4要素の枠は限られています。外部へ出すより、次の動画や再生リストへつなぐほうが視聴時間は伸びます。
トラフィックソースで効果を見る
外部からの流入は「外部」として集計されます。置いた場所ごとに効いているかを数値で確認します。
外部流入は、YouTube内のおすすめ経由とは性質が違います。読み方はトラフィックソースの読み方にまとめています。
設定前チェック
外部導線を設定する前に確認する7項目
- YPPに参加しているか(未参加なら動画内の外部リンクは使えない)
- 対象視聴者を「子ども向け」に設定していないか
- チャンネルのリンクの1番目に、最も導線が続く場所を置いた
- リンクの総数が14個以内である
- 終了画面を置く動画が25秒以上ある
- 終了画面だけに頼らず、説明欄にも同じ導線を置いた
- チャンネル名・ハンドルを確定させた(14日間に2回しか変えられない)
よくある失敗
チャンネルのリンクに全SNSを並べる
目立つ位置に出るのは1番目だけです。残りはクリックしないと見えません。
収益化前に動画内から外部リンクを貼ろうとする
情報カードも終了画面も、外部リンクはYPP参加が条件です。
終了画面だけに導線を集中させる
モバイルウェブと360°動画では表示されません。説明欄との併用が前提です。
25秒未満の動画に終了画面を置こうとする
動画の長さが25秒以上必要です。ショートを含む短い動画では使えません。
「子ども向け」設定の影響を確認しない
情報カード・終了画面・投稿タブがまとめて機能しなくなります。
まとめ
- チャンネルのリンクは最大14個。ただし目立つ位置に出るのは1番目だけ
- 情報カードは1動画5枚まで、終了画面は4要素まで(16:9)
- 終了画面は動画の長さ25秒以上、最後の5〜20秒に配置する
- 情報カードと終了画面の外部リンクはどちらもYPP参加が条件
- 収益化前に外部へ出せるのはチャンネルのリンクと説明欄だけ
- 終了画面はモバイルウェブ・360°動画では表示されない
- 「子ども向け」設定で情報カード・終了画面・投稿タブが使えなくなる
- チャンネル名とハンドルは14日間に2回しか変更できない
- 効果はトラフィックソースの「外部」で確認する
よくある質問
チャンネルにSNSのリンクは何個まで貼れますか?
動画から外部サイトへリンクできますか?
情報カードと終了画面は何枚まで置けますか?
「子ども向け」に設定すると何が使えなくなりますか?
チャンネル名やハンドルは何度でも変えられますか?
外部SNSからの流入はどこで確認できますか?
出典
本文中の数値・仕様は以下の一次情報を確認して記載しています。
- 公式 YouTube チャンネルのプロフィールを管理する - YouTube ヘルプ (Google) 2026年8月13日確認
- 公式 動画に情報カードを追加する - YouTube ヘルプ (Google) 2026年8月13日確認
- 公式 終了画面を追加する - YouTube ヘルプ (Google) 2026年8月13日確認